オルソケラトロジー@情報館 | 眼科・費用・危険(失敗例)など


オルソケラトロジーを受けるとパイロットになれない?

オルソケラトロジーを受けると、パイロットになるのに、航空身体検査に引っかかる、と言われます。これは本当でしょうか?確かに、法改正で、国土交通省の航空身体検査に「オルソケラトロジーを使用、使用していた者は不可とする」という項目が現在加えられています。ただし、これは「過去6ヶ月間でオルソケラトロジーを使用していないこと」ということになります。

つまり、この規定の意味は、オルソケラトロジーによって改善した視力は認められないと言うことであり、過去に一度でもオルソケラトロジーを受けたことがあれば不可、と言う意味ではありません。治療をやめても、しばらくの間はオルソケラトロジーの影響が残っている可能性があり、その段階で合格しても以後視力が元に戻る(低下する)可能性があるため、6ヶ月という規定を設けているわけです。

このため、治療をやめて六ヶ月経過して、視力が元に戻るようなことがなければ、航空身体検査で不合格になることは無い、と考えて良いでしょう。勿論、六ヶ月の治療で視力が回復する程度の状態で無ければいけません。元来、近視の状態がひどいなど、短期間で視力回復が難しいようなら、それなりにきちんと視力回復が出来る努力をしなければいけないことになります。とりあえず専門医に相談の上、今後ともオルソケラトロジーによる治療を続けるべきか否かを判断することでしょう。

また、航空大学校やJALなどの自社養成基準は、国の航空身体検査をさらに厳しくした基準で選定しているようです。元来、応募者も多く、競争率が厳しい中、視力に関して、国の判定基準に合格できたとしても、それ以外の能力で優れていなければ、かなり合格は厳しくなるかもしれません。